ガンバルガー47話(最終話) 最終最後の大決戦! ゴクアークの手が・・・地球をつぶそうとしていた。 前回の戦いの後、犬になってしまった虎太郎達。 犬の姿でも向かおうとするが・・・千夏、桂、百合香が止める。 その様子を見ていたヤミノリウスは・・・ 「おまえ達はそんな姿にされてもゴクアーク様に逆らおうというのか?」 虎太郎達はもちらん、行くつもりだ! ヤミノリウスは虎太郎達を呪文で元に戻した。 「行ってゴクアーク様にやられてしまえ!」と言い残し去っていった。 元に戻り、3人は戦いの場へ向かおうとしたとき、 哲哉が兄の力哉を引き止めた。 「行かないで、兄ちゃん!もう危ない事しないで」 続いて、桂、千夏、百合香も3人を引き留める。 「3人とも一緒にいて!」 鷹介の母も戻っておいでと言うが・・・ 「僕は行くよ。僕はガンバーチームのブルーガンバー!正義のヒーローなんだもん」 力哉も弟の哲哉に 「俺達は大魔界なんかに負けない。必ず勝って戻ってくる!」と誓った。 千夏にけがだけはしないようにと言われ、照れている。 虎太郎は千夏に今度こそ大スクープがとれるぞ!と言った。 3人は声援を受けて出発した。 虎太郎達は魔王に攻撃するが・・・全然効かない。 逆に魔王によって地球にヒビが・・・ 「これが私の望んでいた結末なのか?」と疑問を抱くようになったヤミノリウス。 その時、哲哉が地面に入ったヒビで落ちそうになった。 亜衣子先生が哲哉を助けたが・・・亜衣子先生が落ちてしまった。 それを見たヤミノリウスは亜衣子先生を助けた。 「私が望んでいたのは破壊ではない。この世界を消し去ることではない!」 ヤミノリウスは呪文を唱え始め、地球のヒビを塞ごうとしていた。 すぐにやめろとゴクアークは命令するが・・・ 「我等が望んでいたのは地球の破壊ではなく、大魔界に変えることだったはず! ゴクアーク様こそこのようなことはおやめ下さい!」 反感を買い、ゴクアークの攻撃を受けるヤミノリウス。 亜衣子先生はヤミノリウスを心配するが・・・ 「私はいい人ではない・・・だがこの地球を壊させはしない!!!」 ヤミノリウスはゴクアークの攻撃で吹っ飛ばされてしまった。 容赦しないゴクアークはさらに破壊を続け、地球を粉々にしてしまった。 これを見た虎太郎達は怒り、グレートガンバルガーに合体してゴクアークに向かっていく。 だが、全然勝負にならない。 このままではグレートガンバルガーが危ない。 必死で逃げる虎太郎達。 ゴクアークは金星や水星を壊し、さらにグレートガンバルガーを追いかける。 逃げていたが、太陽のそばにきてしまった。 このままでは太陽の引力に吸い込まれてしまう。 逃げられなくなった虎太郎達は、ゴクアークの攻撃を食らって犬になってしまった。 戦況を見ていたヤミノリウス達。ヤミノリウスと藤兵衛は戦場へ向かった。 そして、ヤミノリウスが到着して、魔法で元に戻す。 父ちゃんにもっと頭を使え!と言われてしまう虎太郎。 虎太郎は作戦くらいあると言ってしまう。 「ゴクアークの体の中に入って、内側から攻撃するんだ!てさっき話していたんだよな?」 力哉と鷹介は聞いていなかったために驚いたが・・・ 他に手はない。この作戦でいくことになった。 ゴクアークに近づいてグレートガンバルガーは分離してゴクアークの中へ。 一方、地球では酸素がなくなってきて、哲哉や秋江が苦しみ始めた。 このままでは危ない。 ゴクアークの中を突き進む、虎太郎、力哉、鷹介。 ガンバルガーが行き止まりに着いた時・・・ゴクアークから攻撃があった。 ガンバーフレアーで攻撃するが、逆にゴクアークの攻撃で捕まってしまう。 間一髪で力哉と鷹介が到着。ガンバルガーは助かった。 みんなが揃ったため、合体しようとしたが・・・ ゴクアークの素早い攻撃で合体することができない。攻撃をかわすのが精一杯だ。 その時、藤兵衛が外に出て、ゴクアークの目を引きつけにいった。 藤兵衛がゴクアークの目に手裏剣を投げつけてゴクアークの目がくらんだ。 ゴクアークの動きが止まってグレートガンバルガーに合体。 そして・・・ 「グレートファイナルアタック!!!」 どうだ! これで退治したかに見えたが・・・ 「おのれ・・・よくもやりおったな。だが、それもここまで。おまえ達はここから出られんのだ!」 ゴクアークはガンバルガーを道連れにしようとしていたのだ。 ヤミノリウスと藤兵衛はすぐに脱出できたが・・・ ゴクアークはそのまま太陽に吸い込まれていった。 そして・・・地球は元の形に戻ったのだ。 地球が元に戻って千夏達は大喜び。 だが、まだ虎太郎達の姿が見えない。 そこへヤミノリウスと藤兵衛が帰ってきた。 虎太郎達の事を聞かれたが・・・ 「ガンバルガーはゴクアークと共に太陽と沈んでしまったのだ・・・」 ヤミノの言葉にショックを受けるみんな。 哲哉は泣き出してしまった。秋江も・・・ 千夏も悲しんでいたとき・・・ 空から何かが落ちてきた。 それは虎太郎達だったのだ! 哲哉はお兄ちゃんが帰ってきて大喜び! さらに「お帰りなさい」と桂が迎える。桂の目には涙が・・・ 百合香は鷹介に抱きついていった。 「良かった。無事だったのね!」鷹介は照れていた。 千夏は・・・ 「虎太郎のバカー!!!」 虎太郎はぶたれて吹っ飛んだ。なんでぶつんだよ?との問いにかすみが言う。 「千夏ちゃん、あんたのことものすご〜く心配してたんだからね!」 戦いが終わって一安心したとき・・・ ヤミノリウスがその場から去ろうとしていた。 亜衣子先生はどこへ行くの?と尋ねると・・・ 「すべては終わった。大魔界の魔導師ヤミノリウスは今日を最後に姿を消す。もうお前達の前にこの姿を現すことはないだろう。さらばだ!ガンバーチーム!見事な戦いぶりだったぞ!!」 とヤミノリウスは言い残して去ってしまった。 ヤミノがどこかへ行ってしまい亜衣子先生は悲しんでいた。 さてさて・・・日常の生活が戻った。 力哉はプロ野球選手目指してトレーニング。 鷹介はこれからコンピュータの学校に。バイオリン教室も再開することになった。 その理由は簡単だった。 そこへ・・・鷹介の持っていたソフトクリームが奪われた。 さらに力哉や鷹介の服に落書き。 それは虎太郎の仕業。イエローガンバーになっていたずらをしたんだ。 みんなに責められる虎太郎。だが・・・ 虎太郎はみんなをだまし逃げてしまった。 「元気爆発だぁ!!!」 (ED) 虎太郎は忍者の修行をしている。千夏は写真を撮っている。 鷹介はバイオリン教室で相変わらずだ。 力哉は弟の哲哉に野球のヘルメットをかぶせ、バットも持たせる。 哲哉はふらふらして倒れてしまって、みんな大笑い。 亜衣子先生は・・・ウエディングドレスの前で闇野さんの写真を見ていた。 その時、背後に・・・・・・・闇野さんが現れた。 亜衣子先生はうれしそうに闇野さんの元に。 虎太郎達3人は、ブレストコマンダーを丘の上に埋めた。 その様子を千夏達は温かく見守っていた。 その丘の上には・・・ガンバルガーの絵が刻まれていた。 (おしまい) |